相続関連用語の説明

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相続関連用語


相続【そうぞく】

 人が死んだとき、その人の財産を一定の近親者が当然に引き継ぐことをいう。
 旧法の時代には、相続は主に「家督相続」でしたが、現在の民法では「家」の制度やめ家督相続制度が全廃されました。
 したがって、相続は財産を受け継ぐだけの「相続=遺産相続」となりました。
 相続は人が死亡したときに始まります。(民法882)

相続人【そうぞくにん】

 亡くなった人が所有していた財産を受け継ぐ人をいう。誰が相続人になるか、範囲と順序については民法で決められている。
民法で定める相続人は、死亡した人の配偶者と死亡した人の子・孫等の直系卑属、父母・祖父母等の直系尊属、兄弟姉妹の順で相続人となりいます。
 また、これらの相続人であっても、一定の理由があれば相続権を失うこともあります。(民法886~895)

法定相続人【ほうていそうぞくにん】

 民法の規定により、相続人となるべき人をいう。(民法886~890)

被相続人【ひそうぞくにん】

 亡くなって相続される人。相続財産を所有していた故人をいう。

推定相続人【すいていそうぞくにん】

 将来、相続が発生した時に最優先で相続人となる人をいう。

血族相続人【けつぞくそうぞくにん】

 配偶者以外の相続人をいう。つまり被相続人の直系尊属、直系卑属、兄弟姉妹である。

共同相続人【きょうどうそうぞくにん】

 相続人が複数いる場合、ともに相続する人をいう。

法定相続分【ほうていそうぞくぶん】

 遺言で配分指定が無い場合における共同相続人が相続する割合、すなわち相続の分け前のことであり、民法で定められている。(民法900)→指定相続分

代襲相続【だいしゅうそうぞく】

 親に代わって相続すること。血族相続人の中で、相続の権利がありながら、被相続人より前に死亡していたり、欠格や排除によって相続権を失っていいる場合には、その相続人の子(被相続人からみると孫または甥や姪)が代わって相続人となる。(民法887、901)

親族【しんぞく】

 配偶者、6親等内の血族および3親等内の姻族に該当する者をいう。(民法725条)

直系卑属【ちょっけいひぞく】

 直系の血族のうち、本人より下の世代、つまり子、孫などをいう。

直系尊属【ちょっけいそんぞく】

 直系の血族のうち、本人より上の世代、つまり父母、祖父母などをいう。

嫡出子【ちゃくしゅつし】

婚姻関係にある、もしくはあった、男女間に生まれた子をいう。(民法772)

非嫡出子【ひちゃくしゅつし】

嫡出子でない子、すなわち婚姻関係のない男女間に生まれた子をいう。以前は非嫡出子の法定相続分は嫡出子の1/2と決められていたが、法改正により現在は同等となった。

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